ホラー映画にハマっていた時がありました。
ホラーというジャンル以外でもそうであるように、
「面白かったホラー映画」
「つまらなかったホラー映画」
という二種類に大別されるようになります。
でもホラー映画に興味がないと「大別」はそもそもありません。
「ホラー映画」という一種類のみ、存在します。
女性アイドルに全く興味関心の無いおじさんが、
「AKBって区別つかないんだよな~。みんな同じ顔に見える」
と言っているのと同じです。
興味があるから見えてくる。
興味がないから見えてこない。
でも、そのホラー映画はずっと、レンタルビデオ屋の棚に並んでいましたし、名作と呼ばれるものなら年月を経ても雑誌に度々取り上げられて来ましたし、ネット配信されていたりもします。
ホラー映画の面白さとはなんでしょうか。
…それは臨場感でしょう。
【臨場感】の意味
実際その場に身を置いているかのような感じ。
圧倒的な現実感があって、背筋に寒気が走る、手のひらに冷や汗が滲み出る、喉が渇く…そうした時間が長ければ長いほど、面白いホラー映画、となるのだと思います。
臨場感が長い=面白いホラー映画
映画という作り物を観て、物理的に汗が出る。
これは、イメージが現実を動かす、とも言えるのではないでしょうか。
ちょこ~っと、通じましたでしょうか?
風水も同じことなんですよ。